松島への電車の旅で、気になったこと

   2017/03/31

先日の休日に、天気が良かったので、以前から計画していた宮城県の松島町にある、日帰り温泉施設へ行くことにしました。

その温泉施設へは、自宅近くにある仙山線の北山駅から乗車して、仙台で仙石線に乗り換えて松島海岸駅まで行きます。待ち時間を含めて、およそ1時間の電車での旅です。もちろん、思いつきなので一人で行きます。

朝の9時頃家を出て電車に乗り、仙台に着いて、仙石線のホームで電車を待っているとようやく電車が来ました。案の定、車内は空いています。座席はロングシートになっていて一番隅に座りました。これだったらユッタリいけます!
やっと落ち着いたところで、ふと、向かい側を見ると、40代ぐらいの普通の女性が、まるで酔っ払ったおじさんのように、お尻を前に滑らせながらグッタリと寝ているではありませんか。女性のくせに、朝っぱらからなんという格好で寝ているんだ~、と私は呆れました。そして、何か疲れることでもあったのか、それとも、朝まで遊んでいたのかと推測していたのです。
でも、近頃はホントにこういう人がおおいですよね~。以前では考えられない話です・・・。

松島海岸駅までは40分程かかります。私は、文庫本を読んで時間を過ごしました。そして、ようやく松島海岸駅に着いたのです。松島に来たのは15年ぶりです。その間は、車でも来ていません。年を取ってから、じっくり松島の風景を眺めてみると、“松島や、ああ松島や、松島や”の気分です。芭蕉の気持ちが良く分かります。

駅のホームで景色を見てから、駅を出ました。温泉施設のある方へ歩いていると、先ほど電車で寝ていた女性が、向かい側の歩道をトボトボ歩いているではありませんか。相手も私に気づいたらしく、意識しているようでした。どうにもあの女性とは、不思議に縁があるようです。この辺に住んでいるのか、それとも、これから仕事にでも行くのか・・・。私は、目的地に向かって先を急ぎました。

温泉施設に着いて、大きな湯船に浸かると、気分は最高です。風呂から上がって、休憩コーナーで牛乳を飲みながら地元の新聞を読んでいると、「女性の夜勤が増えている」という記事が目に入ったのでした。そう言えば、電車で寝ていた女性はもしかしたら、24時間営業のスーパーの夜勤明けだったのかもしれない・・・、そうに違いない! と確信したのでした。

帰りは、海岸沿いを30分程歩いてから、すぐに電車に乗り、帰路につきました。座席に座って、ふと前を見ると今度は、大学生風の若い男性たちが話をしています。そして、あの電車で寝ていた女性を思い出し、今頃は、家でグッスリ寝てるんだろーな~~ と思いながら、松島を後にしたのでした。

旅に出ると、一つや二つ気になることに出くわすものです。今度の旅はどのような人に出会えるか、今から楽しみです。

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